やまみの立会外分売分析

銘柄名 2820】 やまみ
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 2019年5月13日付「東京証券取引所市場第一部指定申請に関するお知らせ」で公表しましたとおり、当社は更なる社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的に、東京証券取引所市場第一部指定申請を行っております。

今回の立会外分売は、その形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るために行うものであります。

ただし、何らかの理由で市場第一部指定の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部指定が承認されない可能性があります。

スケジュール

発表日 2019/06/11 (火)
予定期間 2019/06/18 (火) ~ 2019/06/20 (木)
実施日 2019/06/18 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,311 円
分売枚数 900 枚 前日終値 2,223 円
申込上限 1 枚 分売価格 2,134 円
PER 21.14 倍 割引率 -4.00 %
PBR 4.54 倍 発表日比 -7.66 %

株式情報

発行済株数 6,936,100 株 時価総額 14,802 百万円
浮動株数 1,276,242 株 浮動株総額 2,724 百万円
分売株数 50,000 株 分売総額 107 百万円
前日出来高 70,100 株 出来高/分売数 140.20 %
対株式数比 0.72 % 浮動株比率 18.40 %
対浮動株比 3.92 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに50枚程度と流動性はやや低い。

分売目的の東証1部への指定替え(申請済み)を目的とした分売となっているが、形式要件は概ね満たしている。

流通株式比率も2018年12月現在では32.7%程度だが、5月のハウス食品との資本提携で36%程度に上昇している。

どちらかといえば流動性改善目的で、ちょうど今月6月末が期末のためこれで決算の数字と株主名簿を確定してから順調に行けば今秋頃には承認されるのではないか。

今期業績は売上高+7%、営業利益+0.5%と非常に渋い増益予想となっており、3Q時点の進捗率77%と概ね順調そう。

年間配当は24円で利回りは1.0%ほど。株主優待はない。

PER19.6倍、PBR2.95倍の株価水準は市場平均並み。

株価は昨年11月の1,400円台からの上昇相場も春先で一服してここ3ヶ月は2,400円前後で取引されている。

流動性は少し低いが、分売数量は発行済株式の1%以下で少ないためなんとか利益は出せそうな感じはする。

当日までに流動性の改善に期待することにしたい。

6/17追記:

前日に売り込まれてはいるが、引け際に1%ほど釣り上げられてアップティックで引けているのに対して4%のディスカウントで実質的には3%割引という点は好感が持てる。

これは他の値決め釣り上げ案件も是非真似して欲しい。

分売価格は過去3ヶ月の安値水準で値ごろ感があり、1部昇格絡みの案件のためある程度の実需もありそう。

板はやや薄いもののとりあえず利益は期待できる案件だが、この枚数ではまず配分は期待できそうにない。

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